ダーリンは70歳 西原理恵子


ここのところ一番読みたかった西原理恵子さんの「ダーリンは70歳」をやっと入手。傑作。失礼を承知で言えば、僕が大好きだった頃の西原理恵子さんが戻ってきたという感じ。

偽悪的、叙情的、なんと表現すればよいのかわからないけど、西原節全開。ワハハと笑い、じーんとし、あーやっぱり人っていいなーって思える読後感。

西原さんの最近の代表作は「毎日かあさん」シリーズなのかな。もちろんそれはそれで面白いのだけど、今回はなんというか守るものがなくて、本当の自分をさらけ出しているように見える。

私生活を切り売りしているのだけど、悲壮感が全然見えないところがすごいなあと。漫画家だけじゃなく、コラムニストとかで私生活を切り売りしている人は結構いるけど、最初はいいのだけど、なんだか見ているこちらが疲れるくらい、疲弊していく人多いもんね。

売れていてAmazonやリアル書店でも長らく在庫切れになっていたようだけど、面白いもの、これ。

こんな老人同士のノロケ話なんて受けるわけないと思って初刷を少なくしたってtwitterで西原さんが言っていたと思うけど、西原さんの代表作になると思う。