銀座からまる百貨店お客様相談室


銀座からまる百貨店お客様相談室が面白い。

銀座に本店を構える老舗百貨店「銀座空丸(からまる)百貨店」に入社した木洩田一郎(こもれだ・いちろう)は、意に反して、怒りまくった客のクレーム対応に追われる「お客様相談室」に配属される。そこは、常軌を逸したクレームが怒濤のように寄せられるばかりでなく、室長をはじめとした部員たちも、木洩田の理解を超えた「つわもの」ばかりだった。未曾有の「苦情社会」に必読のリアルクレームエンターテイメント!

苦情・クレーム対応アドバイザーとして著書多数。百貨店在籍中はお客様相談室を担当、苦情・暴力団・クレーマー・詐欺師などの”こじれた”客を専門に対応した関根眞一さんが原案協力として入っているということ。

これがどこまで実話を元にしたものかはわからないのだけど、まあこういうクレームというか無茶を言ってくる人はいるんだろうなと想像はできる。

第1話からして、2円のお釣りを渡し損ねただけでわざわざお客さんの家まで訪問をしてお詫びに行くという内容。

まあアンガーマネジメント的に言えば、2円はきっかけだけであって、クレームの根は別のところにあるということになるのだけど、それにしてもね。。。

それから登場人物(お客様相談室側の人)が一癖も二癖もあるキャラばかり。室長の肝の座り方も突き抜けていると言っていいのかな。

声を荒げて凄んでくる相手ほど恐れることはない。そういうお客様はクレームのプロだからわきまえを知っている。そのことを覚えておけ。

そして救急車で運ばれていくクレーマーに向かって頭を下げ、「またのご来店を心よりお待ち申し上げております」と言う。

自分のことをドMという同僚、相手につけいらせる隙をあたえない同僚等々。主人公の木漏田は常識的なのに、ここではむしろおかなしな扱いになっているところがまた面白い。

まあ、木漏田は緊張がピークに達すると本音を口走る癖があって、それが元でトラブルを大きくするから常識的とも言えないのだけど。。。

まだ2巻しか出ていないけど、最初からクレームのレベルが高い(?)から、この先どんなクレームの題材が出てくるのか楽しみだ。