さよならパヨク 千葉麗子


とても売れている。僕が買った時はアマゾンの総合ランキングで1位だった。

筆者の千葉麗子さんは名前くらいは随分と前に聞いたことがあったけど、彼女が原発反対運動から左翼活動にのめりこんだ約2年間を振り返るエッセイというか回顧録になっている。

右翼でも左翼でも、結局は人がやっていることだから、所詮は人の悲喜こもごもの世界なんだなということがよくわかる。

この本の中で興味深かったことはいくつもあるけど、見出しになっていた「要はビジネスみたいなもの」というのに、いろいろなものが凝縮されているように思えたし、一番腑に落ちた言葉だった。

政治的な思想として、右も左もありだし、どちらでも構わないと思う。ただ、どちらにしてもすぐに違いを排除する方向に行くのはいただけない。違いを受け入れない不寛容さが多くのサイレントマジョリティが冷めた目でこうした人達を見る要因になっているのではないかと思う。