「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」堀江貴文


僕がテレビで見る堀江さんの印象は「言っていることは極めて真っ当だけど、言い方が乱暴な人」。

あえて乱暴にしているのかなと思っていたのですが、今回「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)」堀江貴文著を読んで、なるほどなと腑に落ちました。素直に、真正直に、悪く言えば子供的に思ったことをそのまま口に出しているだけなんだという感じかな。子供でももう少しオブラートに包むのかなという感じもしないではないですが。

堀江貴文の本音として、

でもやっぱり、「本音を言えない」「やりたいことができない」と考えている人って「キモッ」って思うところもある。

と書いてある。

前後の文章を読めば、言いたいことは十分に伝わるのだけど、ここだけ読むと、やっぱり乱暴かな。でも一冊通して読んでみると、本当に真っ当で、その通りだと思う。最近読んだ本の中では一番読後感が爽やかだった。正直、後半は時間管理術のような感じで、タイトルからは離れてしまうのが残念だけど、前半のポイントなる3つのポイントは僕には本当に腑に落ちた。

  1. 言い訳しないこと

言い訳をしないとは、お金がない、時間がない、才能がない等々。結局、言い訳をして現状を変えたくないから言い訳をしていると。本当にやりたいなら「リスク」なんて考えずにできるだろうということだ。

本当にその通りだと思う。僕も起業相談なんかをされることも多々あるが、多くの人は起業なんてしたくないと思っていると思う。起業がしたいんじゃなくて、今の不満をどうにかしたいというだけの人が多い。

まあ、それではうまくいかないと思うし、起業なんてしたら今よりもよっぽど大変なことが待っている。別に起業家の方が偉いこともないし、お金が儲かるとも限らないし、時間に自由がきくとも限らないのだけど、企業勤めの人はどうしても起業幻想のような持つのだろう。

起業が本当にしたいならすればいいだけのこと。今の生活をはかりにかけたり、安定なんてものを考えていたら起業なんてまずできない。

  1. バランスをとろうとしないこと

多くの人は、「バランス」をとろうとしすぎる。でも、それはちょっとずるいと思うのだ。仕事も家庭も趣味も、なんでもかんでもいいところどりで、バランスのとれた生活をしたいと言っておきながら、もっと時間を効率的に使いたいとか、チャレンジの多い人生を送りたいとか、人間関係で悩みたくないとか・・・。

うん、これも悩み相談で多くの人が言うことだろう。僕はかなりの時間とエネルギーを仕事に費やしている。これは謙遜でもなんでもなく、だって才能ないんだもの。才能ないから、時間をかけるしかやっていくことができないんだもの。

たしかに仕事は好きだし、働くことは苦にならない。でも、好き嫌い関係なく、時間とエネルギーを使わなかったら、他の人に追いつけないし、勝負にならないよ。

ワークライフバランスの価値観も勿論わかる。ただ、バランスをとろうとしている人がいる一方で、がむしゃらに仕事に打ち込んでいる人もいる。同じような才能だったら、どっちが成果が上がるかは簡単にわかる。

人の才能にそれほど大きな差はないと思っている。だからこそ、時間とエネルギーをかけた人の方が成果がでるのが公平というものだ。同じ才能が勝負して、時間とエネルギーをかけない方が成功するような世の中だったら、そっちの方が不平等な世の中として問題があるんじゃないだろうか。

  1. 「自意識」と「プライド」を捨てること

人間なんて誰でも一緒。ちっちゃいプライドで、身動きがとれなくなってしまう。本当に「あなたのことなんて、誰も見ていない」のだから、気にせず、言いたいことを言って、やりたいことをやればいい。プライドを低くすれば、すべてうまくいくのだ。

これが僕にとっては大きな課題。そう思う自分もいるものの、どこかでカッコつけたいと思っているし、いわゆる自意識過剰で言いたいことが言えてない。あとは、こんなことを言ったら誰かの迷惑になるとか、協会の代表として言ってはいけないのではないか等々と、結局これも言い訳か。

まあ、結局、言いたいことを言わないことが誰かを守ることになるのか本当のところはよくわからないし、その逆で、言いたいことを言うことが誰かに迷惑をかけることになるとも本当のところはよくわからない。

本音を言うが2016年の大きな課題なので、どうせ誰もきにしてないと思って、本音を言うようにしていこう。