「iPhoneから送信」署名のメールをどう感じるか


Googleで「iPhoneから送信」と検索してみても、予測で「うざい」と出てくるほど、人をイラつかせている。Google先生が「うざい」と言うくらいなのだから、よっぽどうざいのであろう。

そうなんだ。考えたこともなかったな。

なかには、忙しいことをアピールするために、パソコンでメールを送る際にも「iPhoneから送信」とわざわざ付け足す強者もいるようだ。「iPhoneから送信」は、「私は今とても忙しいのです」と訳すことが、新時代のマナーなのだろうか。

ここまでのことはしないが、僕は「iPhoneから送信」を言い訳の意味を込めて使っている。つまり、「メールは見ているし、丁寧に返信したい気持ちはやまやまなのだけど、iPhoneしかないから簡単なメールしか送れないけど大目に見てね」という意味だ。

キーボードに慣れているので、iPhoneでメールを書くのが本当に億劫なのだ。

僕は生まれ落ちてすぐに母親に「お疲れ様」とねぎらいの言葉をかけ、まわりにいた助産師さん、看護師さんにお包みを配ったと言われているほど、気遣いとともに生まれてきたタイプだ。

考えすぎと言われるかもしれないが、僕としてはこれくらいの気遣いとともにメールを送っている。だから、逆に宛名のないメール、件名のないメールを見るたびに軽くイラッとしていた。

でも最近確かにそうだなと思ったのだけど、メッセンジャー、LINEなどに慣れている人は、そもそも件名を書くところがない。メールというかメッセージを送るときに件名を書く習慣がないということなのだ。それを知って以来、件名、宛名のないメールを見ても、とくにどうとも思わなくなった。

デジタル系のマナー、慣習は変化が速い。以前はLINEの既読無視は失礼みたいな風潮があったけど、世代によっては既読無視は別に失礼ということには必ずしもならないらしい。

まあ、この手のイラッと問題は、アンガーマネジメント的にはネタにはなるな。

「iPhoneから送信」署名のメールをどう感じるか(ダイヤモンド・オンライン)