「怒りをパワーに」ユースケ・サンタマリアが語る演技と『火の粉』


嫉妬や妬んでいるということを素直に言えること自体がすごいことだと思う。普通、そういうことは言いたくないものだからね。逆にそれを言えることがユースケさんの強さの秘訣なんだろうとも思う。

「大人になるにつれて、周りの人間のありがたさとか凄く分かるけど、いつも何か妬んだりムカついたりしている自分がいるんですよ。自分のこと棚に上げてね(笑)。例えば面白いと思った話を他の人が演じていると、『俺を起用しないなんてセンスねえな』と完全な自分本位ですが、そう思いますから。でも本気でそう怒っているし、それをパワーに変えるしかないんですよ。そうじゃないとただのやっかみで、みっともないだけなのでね。でも人間なんて欲望の塊のわけで、みんな言わないだけでそんなもんですよ」

やっかんでるだけだったらみっともないということを自覚している点もすごいね。嫉妬していることも、妬んでいることも認めないし、やっかんでいることがみっともないこともだとも思っていない人が多いんじゃないだろうか。そういう人は陰口や悪口を言うし、ネットに悪意ある投稿をしたり、気に知らないことがあればクレームの電話を入れているんだろう。

怒りは生きていれば絶対に感じる感情。であれば、怒りに負けるよりも怒りを生かす人でありたい。ユースケさんのインタビュー記事は怒りを生かすという人がどういう人なのか参考になる。

「怒りをパワーに」ユースケ・サンタマリアが語る演技と『火の粉』


Recommend
No articles